
神社仏閣
神社仏閣は、徳川幕府が江戸城の鎮護や都市の鬼門封じ、国の安泰を祈願するために配置・整備した歴史的背景を持つ。寛永寺や増上寺、浅草寺、神田神社などがその代表であり、京都の比叡山や琵琶湖の風景を再現した寛永寺の「見立て」に象徴されるよう都市計画に基づいて建立された。祈りの場にとどまらず、境内に露店や見世物小屋が立ち並ぶなど、参詣や行楽の場としても大いに賑わった。その歴史と空間は現代にも受け継がれ、東京を代表する観光名所や地域の中心として広く親しまれている。
[画像出典]
- 歌川広重(初代)/画「名所江戸百景 浅草金龍山」(江戸東京博物館)出典: Tokyo Museum Collection (https://museumcollection.tokyo/works/6235058/)