浮世絵の制作において、絵師の下絵をミリ単位で木の版(版木)に彫り上げる「彫師」と、天候や湿度に合わせて絵の具を和紙へ美しく定着させる「摺師」という職人のこと。色ごとに最大20枚もの版木を正確に重ね合わせて印刷するため、紙の位置を合わせる目印として「見当」と呼ばれる仕組みが考案された。これが、現代の言葉「見当を付ける」の語源となっている。この二つの高度な分業技法が、量産品であった浮世絵を世界的な芸術へと押し上げた。
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