木造家屋がびっしりと建設され、冬場の強い乾燥風などにより火災が多かった江戸の街を守った消防組織のこと。当初は「大名火消」や「定火消」といった武士主導の制度が作られたが、明暦の大火を経て、江戸を48の組に編成した庶民による「町火消」が誕生した。高所作業に長けた鳶職らが中心となり、周囲の建物を解体して火の通り道を絶つ「破壊消火」によって被害の拡大を防いだ。その精神と組織力は、現代の消防署や地域の消防団へ続いている。
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